2010年11月12日金曜日

玄米に含まれる自然のビタミンの効力

玄米に含まれるビタミン類。
東城百合子著「食生活が人生を変える」に書かれているものを
列挙すると、ビタミンB1、B2、B6、D、E、F、ニコチン酸(ナイアシン)。

B群は良く知られているが、ニコチン酸はガンの抑制作用があり、
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨格を丈夫にする因子。
ビタミンEは生殖機能の維持に、ビタミンFは脂肪代謝に関係が深く、
不足すると皮膚がカサカサし、排卵不全をおこすという。

ただ、いいことばかりでなく、玄米の欠点も書かれている。
それはマグネシウムやリンが多く、カルシウムが少ないこと。
この欠点を補う方法は炒りゴマをすってかけて食べること。

ゴマは細胞に活力を与える作用があるので、精神安定の働きをする健脳食。
玄米と必ず抱き合わせて用いることが重要であるという。

この記述があるページの前後には玄米が老廃物や毒素、重金属を体外に
排出する働きがあることも書かれている。
こう読んでくると、栄養素とその効能から、頭で理解しがちだが、
これは、西洋医学の分析された栄養素を基にした考え方である。

自然がもつ生きる力の源をそぎ落とした美味しい白米を食べて、
サプリのような効能が立証された栄養素を薬として補い服用する今の食生活。

著者のいう「考え方」に、生き方も食べ方も変えたほうが、
もっと楽に生きられるのかもしれない。
さすれば、たまに食べる白米ご飯、「銀しゃり」の味がよみがえるのでは ^^;

0 件のコメント:

コメントを投稿